からし菜の種を蒔き自前のマスタードを作ってみることにしました。
畑の奥の黄色いのがからし菜です。ずいぶん伸びてきました(2019/5/8)
よく見ると実ができ始まっています(2019/5/8)
枯れていい感じになってきたからし菜。そろそろ収穫です。(2019/6/9)
種の収穫は、意外と大変です。
何故かというと少し触っただけで種がはじけてしまうからです。なんでもタイミングは重要です。(後日談、はじけた種はどんどん芽を出し、あたりかまわず「からし菜」が育ちます)
さらに大変なのがこれからです。どうやって選別するか考えています。以前にみんなで手作業でやった大豆や蕎麦の実よりも細かくて大変そうです。(でも楽しそう)
選別をどうしたものか ジッと手を見る・・・・・
《選別作業》
「何種類かのざるとボールでなんとかなる」との考えは甘かった。大きなゴミもすり抜けたり目詰まりしたりとダメでした。
各種ザルとボール
大きなゴミも落ちてしまう!?
ざるも目詰まりする
結果はこんな具合でダメでした
次の手段は、蕎麦の実の時に使った扇風機とうちわ作戦です。少しづつボールに入れて上下に振るいながら唐箕の代用です。ようやく500gの種が完成しました。
少しづつボールに入れ
うちわで扇いだりボールを上下して唐箕がわりに
最後は努力と根性で500g完成
◆次は、いよいよマスタードの仕込みです
レシピは、いろいろですが一番簡単そうなのでいきます。
① 種を1時間ほど水に浸ける
② 水気を切り瓶に入れる
⇒ポイント・・・瓶の煮沸、酢を吸い倍くらいになる
③ 酢をひたひたになるくらい入れ常温で3日間置く
⇒この間に2回ほど酢を追加(ひたひたになるくらいに)
④ ミキサーかスリ鉢ですり潰す(好みの程度で)
⑤ 瓶に戻し冷蔵庫で保存
⇒発酵食品のため味をみながら使う
先ず種の水洗いですが綺麗に選別したつもりですが結構ゴミがあります。何回も水を替えて細かいゴミを取り除くこと1時間。
水に浸す時間は、結局、種の洗浄時間になりました。この間に瓶の煮沸です。
種の洗浄を念入りに、でも神経質にならない程度に
瓶の煮沸
80gの種を水に1時間浸けると100gになりました。2つの瓶に半分づつ入れる。(酢を吸って倍くらいになるらしい)そして酢を入れる(ひたひた程度)
今回のは「穀物酢」を使いました。それと「バルサミコ酢」があったので少々入れてみました。
そろそろ出来上がっているはずです。すり潰すのは機械(ミキサー)に任せることにします。以前すり鉢でやったのですが結構大変でした。
粒(種)が膨らんでいます
塩を少し加えて、すり潰しは機械だのみ
かなりいい感じ、でも味がまだ馴染んでいない感じです
もう少し置くことにしました
さらに1週間ほど置くとまろやかな味になり辛みも十分です。正にマスタードです。今回結構時間が掛かりましたが自前のマスタード完成です。
大変良くできました(^O^)/